S8使用構築[最終443位/最終レート2005]未完成ウインディミミバーン〜奇襲初手ダイマ構築〜
初めまして、がすりーと申します。
ほぼ8世代からポケモンのレート戦を始めて、念願のレート2000↑を達成したので、記念に初めて構築記事を書きます。至らない点があればご指摘頂けると有難いです。
以下が最終日に使用した構築となります。
※この構築は7月下旬から作り始めたものであり、欠陥、改善の余地は沢山あります。1つのアイデアとして見ていただけると幸いです。
構築経緯
7月下旬、自分がメインでプレイしているゲームであるマリオカートに萎えたので、S8の最終日は珍しく仕事休みだから3シーズン振りに真剣にランクバトルに取り組む事にしました。
前シーズン、リベロエースバーンの登場により、その対策としてHBウインディが流行した。元々推しポケであるウインディを活躍させたいと思っていたので、「HBウインディの流行を逆手にとって何か奇襲をかけれないか」と考えました。
ここで、流行の物理受けポケモンや、威嚇撒きに止められない、特殊型にすればエースとして活躍させることが出来るのでは無いかと思い、控えめCSのアタッカー型ウインディで奇襲出来るのではと考え、構築の軸として採用しました。
奇襲を仕掛けるためには、相手より先にダイマックスを切ることになるので、対面性能、詰め性能の高いポケモンが必要と考え、
・詰め性能が高くノーマルの一貫を切れるアッキの実ミミッキュ
・トリックルームによる切り返しとミミッキュのお膳立てを行えるポリゴン2
・今期大流行したポリゴン2に強く、物理エースを切り返せる襷エースバーン
を採用しました。
残りの2枠は、色んなポケモンを試しながら対戦数を重ねた結果、相手への選出抑制力の高い、パッチラゴンとゴリランダーを最終日に採用する運びとなりました。詳細は個体解説で述べます。
個体解説
・ウインディ@命の珠
性格 : 控えめ
特性 : 威嚇
努力値 : C252-D4-S252
技構成 : 燃え尽きる/ソーラービーム/龍の波動/熱砂の大地
本構築の主役で文句無しのMVP。最終日は全ての対戦に初手で投げ、1戦を除いて全ての試合で初手ダイマを切った。
この動きの強い点を挙げると、
・物理受けウインディだと踏んでダイマを切らずに居座ったor交代して出てきたポケモンを奇襲ダイマ技で破壊する
・初手に相手の物理エースと対面したとき、威嚇が入ることにより交代を強要させる事が可能
・ダイマ技で殴ると、物理形が特殊型のどちらかを断定しにくい
だと考えています。
そしてこのウインディに与えたミッションは、
「ダイマックスして2ターン以内に相手の1匹目を倒し、そのまま2匹目も倒すor2匹目にダイマックスを切らせて上から1発ダイマ技or晴れ下燃え尽きるを打つ」
です。
この動きが出来れば裏の基本選出であるミミッキュとエースバーンで大抵詰め切ることが可能です。
勿論、勝てない対面も複数パターンあるので、後ほど立ち回りは解説します。
技構成は以下で完結していると考えています。
燃え尽きる : 命中100威力130。迷ったらチンパンダイバーンを打ちます。ダイマが切れた後は基本1ターンしか行動しないので燃え尽きて困ったことは無いです。
ソーラービーム : 水タイプ、カバルドンへの打点。絶妙に火力が足りないです。
龍の波動 : 上からAを下げたい時や、ドラゴンタイプへの打点。
熱砂の大地 : びっくり枠で、この技がぶっ刺さった。選択としてダイウォール媒体、神速、破壊光線等も挙げられたが、自分は新技である熱砂の大地に注目。炎タイプへの打点(セキタンザン、ウインディミラー)となる点とD上昇が活きる対戦が多かったです。ミミッキュの皮はこの技で剥がします。最近のミミッキュは遅いのでだいたい剥がすことが出来ました。
ダイマックス率95%
・ミミッキュ@アッキの実
性格 : 意地っ張り
特性 : 化けの皮
努力値 : H164-A154-B188
技構成 : 影打ち/じゃれつく/ドレインパンチ/剣の舞
5ヶ月ほど前の記事のアッキミミッキュの調整をそのまま使いました。シャドークロー、ゴーストダイブが欲しい場面が少しありましたが、この技構成を変えると役割を遂行出来なくなったので、アッキミミミラーは勝てないものと割り切ってSに努力値は振っていません。
詰め性能の高さはピカイチで、本当に素晴らしい仕事をしてくれました。最初は、カキュウマンとコランダマンの実装によりストッパーとしての役割を持てるかやや不安だったが、次に解説する襷エースバーンがいるので心配は皆無だった。
無理矢理ノーマルの一貫を切る役割も担ってくれた。
例外として、ミミッキュにダイマックスを切る展開もあるので、後ほど説明します。
ダイマックス率5%
・エースバーン@気合の襷
性格 : 陽気
特性 : リベロ
努力値 : A252-D4-S252
技構成 : 火炎ボール/飛び膝蹴り/不意打ち/カウンター
よくいる襷エースバーン。襷カウンターポケモンを使うなら、型が豊富で、見せ合いの時点で警戒されにくいポケモンを使いたかったので採用。ポリ2に2回膝を打てたりもして、詰めの駒として素晴らしい仕事をしてくれた。エースバーンの技外しで落とした試合は無かったので、色厳選した甲斐があった。
※以下のポケモンは最終日にほぼ置物ポケモンとなったので、軽い解説のみとします。
・パッチラゴン@ラムの実
性格 : 陽気
特性 : 張り切り
努力値 : H252-A84-B12-D4-S126
技構成 : 電撃嘴/逆鱗/燕返し/火炎放射
見せ合い用ポケモン①
・パッチラゴンを見せる事で相手の選出を抑制したいポケモン : トゲキッス、リザードン、水ラオス、ギャラドス
・パッチラゴンを見せる事で相手に選出して欲しいポケモン : カバルドン
このポケモンの選出圧力が凄まじく、相手は初手に必ずパッチラゴンに強いポケモンを投げるので、それをウインディで破壊してきた。影のMVP。
相手パーティがあまりにもウインディが通らなさそうで、パッチラゴンがぶっ刺さっていた試合2回だけには選出した。火炎放射はカウンター対策で、襷ルガルガンをわからせて拾った対戦もあります。
・ポリゴン2@進化の輝石
性格 : 図太い
特性 : ダウンロード
努力値 : H244-B236-C12-D16 (何故かS個体値0)
技構成 : トライアタック/冷凍ビーム/自己再生/トリックルーム
要検討枠
試行錯誤期はウインディミミポリ2を基本選出の1つにしていたが、結局エースバーンに席を奪われてしまったポケモン。最終日にこの枠を変えようと思ったが、相手の選出が歪みそうだったのでそのまま置物にした。
・ゴリランダー@拘り鉢巻
性格 : 意地っ張り
特性 : グラスメイカー
努力値 : H124-A204-B4-D52-S124
見せ合い用ポケモン②
・ゴリランダーを見せる事で相手の選出を抑制したいポケモン : 水ラオス、雨グドラ、襷ステロ撒きポケモン
でも本構築の天敵であるリザードンを誘うので要検討枠。
基本選出・立ち回り
基本選出は、ウインディ、ミミッキュ、エースバーンです。と言うか、最終日の選出の9割がこの選出でした。パッチラゴンを入れないとどうしようも無いと判断して、エースバーン→ パッチラゴンの選出を多分2回しました。
勿論、キツい対面も複数パターンあり、以下に挙げます。
ウインディ側からの打点がダイドラグーンしかなく、押し負ける。
・初手ダイマポリ2
ポリ2がダイマを切らない場合は、ダイバーン×2で破壊できるが、ダイマ切られると勝てない。なので構築で初手ダイマポリ2読みミミッキュ下げ→剣舞→ダイナックルという切り返しを苦しながらも行っていた。(ウインディにダイマを切らない数少ないパターン)
なお、ウインディがダウンロード対策をしているため、HBウインディじゃない事がばれてしまうのが厳しい。
ダイアタックで突っ込んでくるならミミ引き、ダイアークで突っ込んでくるorポリZがダイマしないならウインディダイマが正解といううんち択ゲー
・雨グドラ
マッチングこそしなかったものの、どう考えても無理。
・水ウーラオス
急所確定の水流連打がインチキすぎる。こちら側は仕方なくダイソウゲンを打つが、襷、拘り鉢巻ならオダブツ。裏のミミッキュ、エースバーンも貫かれます。本構築の欠陥です。
最後に
それまでの自分の最高最終順位が19× × 位だったにもかかわらず、約1週間で組んだ構築でまさかのレート2000を達成出来て感無量です。しかし、欠陥の多い構築で、改善の余地は沢山あると思うので時間があれば大幅に改良したいと考えています。(でもS9最終日は仕事で潜れませんぴえん…)
あと、この戦術が2桁帯でも戦えるスペックがあるのかは未知の領域なのでわかりません…
↓最終日の全ての対戦動画です！
ここまで読んでいただきありがとうございました！
Special thanks
ポケモン初心者の自分にポケモン対戦の極意を叩き込んでくれた ユーセー
自分と同期なのにも関わらず最終2桁を達成し、日々刺激を与え続けてくれた be
孵化余り提供、色レイド、ヌケニンレイドを配布しながら応援し続けてくれた wani
Twitter : @max_gasly
普段はマリオカートの交流戦やあつ森等他のゲームをよくやっていますが、ポケモン配信もたまにしていますのでよかったら遊びに来てください！
